漫画「明日、私は誰かのカノジョ」第11巻をネタバレありで見どころや感想をご紹介します！
歌い手アイドル・隼斗との関係がネットに晒されてしまった留奈。
誹謗中傷を書き込むファンに対し、瑠奈は立ち向かおうとしますが…
そい留奈と隼斗の物語もラストスパート！
この漫画は電子書籍ストア「コミックシーモア」で配信中の作品です！
明日、私は誰かのカノジョ【11巻ネタバレ】
燃え上がった火の粉
隼斗との関係がネットに晒され、瑠奈には酷い誹謗中傷が…
それは瑠奈のSNSだけでは止まらず、お店まで被害に遭ってしまうのです。
営業妨害だと苛立った留奈は、ファンを訴えようとするのですが…
大事になるのを躊躇う隼斗に止められます。
「自分がどうにかするから待って欲しい…」
そう説得する隼斗に、「もうどうにか出来ないところまできてる」と言い返す留奈。
「ファンをちゃんと洗脳出来ていないから暴走した」とキツイ言葉を放つ留奈に、「それを言うなら留奈の方が洗脳されてる」と隼斗は留奈へ叫ぶのでした。
とうふそれぞれの洗脳
アイドルという偶像に、夢を見させて、承認欲求を煽り、推すことが幸せなのだと信じ込ませる…
留奈は「推し」というものは、洗脳だと考えていました。
しかし、隼斗は「それは留奈が本気で何かを、誰かを好きになったことがないからだ」と反論するのです。
誰が何を好きで、夢中になるのか、他人が否定するべきじゃない…
そして隼斗は、「留奈の方こそお金に洗脳されている」と告げます。
幸せのためにお金を稼いでいたのに、いつの間にか、それが目的になっていた留奈。
隼斗から同棲しようと言われた時も、素直に喜べなかったのは…
自分がただの大学生になって、隼斗との違いを感じるのが嫌だったから…
「お金に洗脳されている」という隼斗の言葉が、すとんと腑に落ちた留奈。
すると、開き直ったように「確かに、洗脳されてる…今の私には愛よりお金」と、別れを告げるのでした。
とうふ今、向き合うべきものは
隼斗と別れ、誹謗中傷した相手を訴える準備を始めた留奈。
愛よりお金を取った留奈ですが、いざ出勤しても以前のようには稼げなくなっていて…
結局、瑠奈はお店を辞めて大学へ復帰します。
一方その頃、隼斗は初めてのライブを迎え…
瑠奈とのことがあり、「CDお渡し会」の隼斗の列はガラガラに。
しかし、それでも応援してくれるファンが、喝を入れてくれるメンバーがいることを、知った隼斗は、自分のふがいなさに涙を浮かべるのでした。
とうふ簡単に忘れられる関係
留奈と同じお店で働いていた江美。
よく二人でお酒を飲みに行っていたのですが…
突然、留奈からお店を辞めたと連絡が入り、「また飲みに行こう」と返しますが、それっきり返信が来ることはありませんでした。
ずっと夜の仕事をしてきた江美とって、こういった別れは珍しくなく…
「旅行に行くほど仲が良かったあの子も、もう名前も思い出せない…」と、その場限りの人間関係に虚しさを感じるのでした。
とうふなりたい自分
留奈が退店してすぐ、江美もお店を辞めることに…
江美は父親に勘当され、東京で暮らしていたのですが、その父親が亡くなったのです。
一人になった母親のため、田舎に帰ることにした江美。
出て行った時のままで残る自分の部屋で、ビジュアルバンドを追いかけていた頃の品々に、思い出を馳せる江美ですが…
「いけない！過去に引っ張られている！」と、ある人の助言を思い出し、「なりたい自分」をノートへ書き出すのでした。
とうふ明日、私は誰かのカノジョ【11巻】見どころ
隼斗とのことで炎上してしまった留奈が、「自分も洗脳されている」と気づくシーンが印象的でした！
それまでは、誰かのため、物のためにお金を使う人を「洗脳されている」と見下してきた留奈ですが…
自分も同じように、「お金が全て」と洗脳されていたんです。
それを認めたうえで、別れを選んだ留奈。
「簡単に解けないから洗脳」という言葉は、胸にグサッと刺さりました…
明日、私は誰かのカノジョ【11巻】感想
自分が何かに夢中になっていても、周りから見るとそれは、大したことではない…
確かにそうかもしれませんが、夢中になれるものがあるから、人生に幸せを見いだせるんですよね…
それは、誰にも否定なんて出来ない…！
最近の推し活ブームには問題もありますが、推しがいるからこそ頑張れることもある！
「推し」やSNSについて考えさせられる章でした…！
まとめ
『明日、私は誰かのカノジョ』11巻のネタバレをご紹介しました！
本編では、隼斗のファンである女子高生のお話も描かれていて、より「推し」について考えさせられる内容になっています！
「簡単に解けないから洗脳」なのですが、それは「隼斗」への洗脳なのか「推す」ということに対しての洗脳なのか…
そして次巻からは、江美の物語が始まります！
そい恋愛のリアルを描く、切ないビターラブストーリー『明日、私は誰かのカノジョ 』
とても繊細なイラストで、切ない雰囲気が伝わる繊細なイラスト♡絵付きで読まないと損だよ！
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『明日、私は誰かのカノジョ 』
作者：をのひなお
価格：660円
彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリー。第１巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女…二人の心の距離は果たして近づくのだろうか――
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