漫画「明日、私は誰かのカノジョ 」第2巻をネタバレありであらすじや見所、感想をご紹介します!
雪の大学の友人・リナ。
明るくて可愛くて、人を引寄せる魅力のある彼女は、パパ活をしていて…
男性から求められることに自分価値を感じる、リナの寂しさが生々しいの!
この漫画は電子書籍ストア「コミックシーモア」で配信中の作品です!
明日、私は誰かのカノジョ 【2巻ネタバレ】
喜ばせてくれるのも、泣かせるのも男
男なんて、ニコニコしてセックスを匂わせれば、簡単に操れる生き物。
けれど、私に寂しい思いをさせて、泣かせるのも結局は男。
雪の大学の友人・リナは、パパ活でお小遣い稼ぎをしているけど…体を差し出していることは誰にも言えずにいました。
ある日、パパの一人である飯田から「リナの友人に会ってみたい」と言われ、雪を連れていくことにしますが…
寂しさを紛れさせてくれるもの
飯田と雪の会話が盛り上がり、話についていけないリナは寂しさを感じるのでした。
居たたまれなくなったリナが席を外すと、飯田は雪へリナへの誕生日プレゼントについて相談するのです。
唯一の友人であるリナのためと言われ、雪は断れず連絡を交換することに。
後日、リナの誕生日プレゼントを買いに行く約束をするのでした。
そんなある日、リナは、以前ナンパされて体の関係を持った雄大と食事へ行くことに。
飯田と雪のことで自信を無くしていたリナは、後腐れのない関係を求める雄大に、ついカッとなって「男なんてセックスのことしか考えてない」と怒鳴ってしまいます。
そんなリナに対し「女だって寂しさを理由に平気で男を利用する」と、冷静に自分の考えを伝える雄大。
図星を突かれたリナですが、「セックスで男は得するけど、女は心がすり減る」と言い返すと…
雄大は「今日はセックスしない」と言い出し、「イルミネーションでも見に行こう」とデートを提案。
久しぶりにデートらしいデートをしたリナは大喜びで、そんなリナの笑顔を見た雄大は「次は映画デートにしよう」と言い、二人はそのまま駅で解散するのでした。
誰しも秘密を隠してる
雄大と映画を見終わった帰り道、リナはお互いに「本当は人付き合いが疲れる」という共通点を知ります。
リナが吐露する「自分の嫌いなところ」を、嫌な顔せず聞いてくれる雄大。
するとリナは、自分がパパ活していること、そして体の関係も持っていることを告白するのです。
引かれると思っていたリナですが、雄大は「みんな言わないだけでやってるんじゃない?」と意外な反応を見せて…
「もし自分が将来、独身でお金を持ってたら同じことをするかもしれない」と、リナの告白を理解しようとする雄大の言葉に、リナはどこか安心感を覚えるのでした。
ある日、サークルの飲み会へ出席したリナは、「雪がパパ活している」という噂を耳にします。
実は以前、雪のスマホへ、仕事の予約が入ったというメールが届いたところを見てしまっていたリナ。
ずっと気になってはいたものの、雪には聞けずにいたのですが、サークルの友人から「おじさんと手を繋いでいた」と聞き、「私は雪のこと何も知らない」と不安になるのでした。
失望
あれから数日後、サークルのメンバーによって雪の宣材写真が発見され、「デリヘルで働いている」と拡散されるのです。
人に流されず、自分の意見を持った雪に憧れを抱いていたリナ。
しかし、雪がデリヘルで働いていると知ると、「雪も自分と同じ汚れた人間だった」と落胆するのでした。
一方その頃、雪は、リナの誕生日プレゼントを選びに、飯田と出かけるのですが…
プレゼントを買った帰り、飯田から「リナから雪へ乗り換えたい」と提案されるのです。
「もしかしたら…と思ってはいたけど…残念です」
雪が断ると、飯田は嫌味を残して立ち去るのでした。
暴走した寂しさは
そしてリナの誕生日当日。
飯田は新しくマッチングした相手と食事に行きますが、相手はハズレのようで…
すると、リナから会いたいと連絡があり、飯田はリナの所へ向かうのでした。
誕生日は雪と食事の約束をしていたリナですが、宣材写真の件で雪に落胆したリナは雪の元へ向かわず、飯田とホテルへ向かいます。
そこでプレゼントを渡されるのですが、それは以前、雪にも似合うと言われていた時計で…
飯田と雪の繋がりを疑うリナへ手切れ金を渡し、飯田はリナとの契約を切るのでした。
自分の存在価値を見失ったリナは、飯田と切れたこと、雪が風俗で働いているのを知っていること、そしてずっと抱いていた寂しさを雪にぶつけます。
誤解を解こうとする雪ですが、リナは聞く耳持たず。
友人も、自分を欲してくれる男も失ったリナは、怒りのまま雄大を呼び出し、思いのたけを吐き出すのですが…
雄大が雪の宣材写真を検索し、雪が働いているのは彼女代行サービスで、体の関係がないことを知るのでした。
明日、私は誰かのカノジョ 【2巻】見どころ
身体の関係でしか寂しさを埋められないのに、結局セックスすることで余計寂しくなるリナの心境が生々しくて…
誰かに求められたい、けれど、安くは見られたくない!
自分の「理想の価値」を与えてくれる人を探すリナの葛藤に、あなたは共感するのか、それとも嫌悪感を抱くのでしょうか…?
明日、私は誰かのカノジョ 【2巻】感想
「体の関係で繋がる寂しさ」が描かれていて、「男は体しか見ていない」と一方的なメッセージなのかと思いきや…
雄大の登場でガラッと印象が変わりました!
リナと雄大と言い合うシーンでは、男と女の言い分に妙に納得しちゃって…
結局男も女も、体だけを求めるときは、自分勝手な想いがそこにあるからなんですね。
まとめ
『明日、私は誰かのカノジョ 』2巻のネタバレをご紹介しました!
ラストシーンでは、雪がメイクを落としてリナと対面!
雪の秘密を知ったリナは、一体どんな反応をするのか…続きが気になります!
恋愛のリアルを描く、切ないビターラブストーリー『明日、私は誰かのカノジョ 』
とても繊細なイラストで、切ない雰囲気が伝わる繊細なイラスト♡絵付きで読まないと損だよ!
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『明日、私は誰かのカノジョ 』
作者:をのひなお
価格:660円
彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリー。第1巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女…二人の心の距離は果たして近づくのだろうか――
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